CCUSは、Construction Career Up Systemの略で、
①技能者の保有資格・社会保険加入状況・就業履歴などを登録・蓄積して活用する仕組み
②技能者の能力・経験年数に応じた適正な処遇つなげる
③若い世代が安心して働き続けられる業界環境をつくる
④業界団体と国が連携して官民一体で普及を促進していく
というものです。と言ってもなんのことやら?という感じですよね。
というのも建設業界の課題として、
①建設技能者の高齢化
②長時間労働、休日が少ない
③賃金水準が低い
などが挙げられます。
また建設業の現場で「週休2日制を!」という看板のようなものを最近よく見かけます。
建設技能者の高齢化が進み、若い技能者がとても少ないことが懸念されているため、
休みが少なく、きつく、低賃金の仕事というイメージを覆し、
将来の担い手を増やしていこうという、建設業界開拓の一環がCCUSになります。
また、それまでは全く分からなかった建設技能者の資格やどの現場でどのくらい働いてきたのか
という経験などがカードから一目瞭然となります。
そのようなことを通じて技能者の賃金アップ・処遇改善につなげようという取り組みです。
【CCUS】建設キャリアアップシステムとは?