今回は2級建築士試験をご案内させていただこうと思います。

こちらも4月が受験の申込み時期となりますので、ちょうどこれからです。

驚いたのは、その試験時間の長いこと!

製図試験はなんと5時間、、すごいです( ゚Д゚)

受検日程

令和5年の日程はこちらから。受験手数料は18,500円と少々高額です。

製図試験のみ受験される場合でも、申込期間は同じですのでお間違いなく。

ですが受験の申込は、「学科試験から」と「製図試験のみ」の場合で異なりますのでご注意ください。

原則として「インターネットでの申込」のみになります。

日程出題形式出題課題出題数試験時間
申込4/3(月)午前10時~
4/17(月)午後4時
学科試験7/2(日)五肢択一式学科Ⅰ(建築計画)
学科Ⅱ(建築法規)
学科Ⅲ(建築構造)
学科Ⅳ(建築施工)
25問
25問
25問
25問
午前と
午後で
3時間づつ
合格発表8/21(月)予定
設計製図試験9/10(日)
※11時~16時
課題の建築物に
ついての
設計図書の作成※
設計製図1課題5時間
合格発表12/7(木)予定

設計製図試験の課題は6/7頃からセンターのホームページに公表されます
※「設計製図試験」は「学科試験」に合格しなければ受験することはできません。
※令和5年は令和2年以降の「学科試験」に合格した方のうち、合格年から令和4年までの「設計製図試験」の受験回数が2回以内の方は、本人の申請により、本年の「学科試験」が免除されます。

受検資格

建築に関する学歴又は資格等実務経験年数
大学、短期大学、高等専門学校、高等学校、専修学校、職業訓練校等において、指定科目を修めて卒業した者最短0年※
建築設備士0年
その他都道府県知事が特に認める者(外国大学を卒業した者等)所定の年数以上
建築に関する学歴なし7年以上の実務経験

ご卒業した学校課程が受験資格として認められるかは下記をご覧ください
※平成20年以前に入学された方はこちら
※平成21年以降に入学された方はこちら
※登録のさい必要となる実務経験についてはこちら

取得できる建設業許可の業種

取得できる建設業許可の業種は以下の通りです。

取得できる建設業許可の業種
建築一式、大工、屋根、タイル、内装

※受検要綱に一緒に記載されている木造建築士も大工工事を取得することができます。

合格率

近年はおおよそ平均して

学科試験 → 42%
製図試験 → 50% 

となっており、最終的には25%ほどの合格率となります。

1級建築士試験について

少し気になったので、1級建築士試験についても調べてみました。

申込期間は2級建築士と同じです。それ以外のこともおおよそ2級と同じという感じでしたが、

取得できる建設業許可の業種に「鋼構造物工事」が加わります。

製図試験はなんと6時間半!それだけの時間、集中していることが可能なのだろうかと思いましたが

おそらく、もう別次元の世界のことなのだろうとしか思えません。

設計製図を行う人というのは、すごいと思います。

日程出題形式出題課題出題数試験時間
申込4/3(月)午前10時~
4/17(月)午後4時
学科試験7/23(日)四肢択一式学科Ⅰ(計画)
学科Ⅱ
(環境/整備)
学科Ⅲ(法規)
学科Ⅳ(構造)
学科Ⅴ(施工)
20問
20問

30問
30問
25問
2時間


1時間45分

2時間45分
合格発表8/30(水)予定
設計製図試験10/8(日)
※11時~17時半
課題の建築物に
ついての
設計図書の作成※
設計製図1課題6時間半
合格発表12/25(月)予定

合格率は 学科試験 → 15~20%
     製図試験 → 35~40% となっており、
最終的には10%前後の合格率となるため、やはり難関と言えます。

2級建築士試験
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